鬱物語

不自由気ままに、気の向くままに… 鬱々悶々とした日々に何かを…。

雨に雷…

 

雷に怯えて泣きじゃくる彼女…

女性の影に嫉妬する彼女…

可愛かったなぁ…

 

俺は元々持病で働けていなかったから同僚や知り合いはいないし、彼女に余計な心配を掛けたくなくて、10年の間に友達もみんな疎遠になった。

共依存体質を改善してあげなきゃと、趣味や気の合いそうな女性グループを探しては、自分のことは二の次で友達付き合いを勧めていった。

そうこうしているうちに、リスカも止め、過呼吸も落ち着き、男性恐怖症も薄れていって、立派に巣立っていった。

 

今考えれば依存していたのは俺の方だった。

彼女も離れ、俺にはもぅ何も残っちゃいない。

今更新しい恋なんてする気力もなければ時間もない。

彼女と過ごした10年間の楽しかった記憶と共に、独り孤独に生きていこう。